神父様のお話やエクササイズを通して、自分の生き方や他者とのかかわりについて考えました
11月29日(金)、中学3年生の黙想会が行われました。今回は、サレジオ会の関谷義樹神父様をお招きしました。神父様のお話や、「協力ゲーム」「神さまへの捧げもの」などのエクササイズを通して、自分を見つめ、他者とのかかわりについて考える時間をもつことができました。
日程の詳細は以下の通りです。
・神父様のお話(1) 沈黙、各自のまとめ
・協力ゲーム
・神父様のお話(2) 沈黙、各自のまとめ
・個人作業「神さまへの捧げもの」
・神父様のお話(3) 沈黙、各自のまとめ
・ミサ
「協力ゲーム」では、5~6人の班に分かれ、一人ひとりが神父様からいただいたカードを交換しながら、漢字や図形を完成させる活動を行いました。「言葉を発さない」というルールのもと、自分の持っているカードをどのように相手に渡せばよいか、考えながら行動しました。全員が漢字や図形を完成させるためには、自分の手もとにカードを集めようとするのではなく、自分が持っているカードを相手に差しだす必要があります。このエクササイズを通して、「平和の祈り」の中にある「与えることによって与えられる」という言葉の意味を実感することができました。
また、「神さまへの捧げもの」では、自分が今考えていることや、神さまに伝えたいことを紙に書き出し、ミサの中で奉納しました。日常を離れ、自分の思いと向き合う時間をもつことができました。
黙想会を通して、他者とのかかわりの中で、相手のために自らの力を尽くすことの大切さを改めて感じることができました。また、高校1年生への進級を控える中で、自分がこれからどのような生き方をしていきたいか、考えを深める一日となりました。
◆生徒の感想より
・黙想会を通して、自分の命を大切にすることで時間も大切にできるということを学び、自分だけでなく他の人も大切にできるといいなと思いました。「生まれた瞬間から死に近づいている」という捉え方を知り、これからどのように生きたいか、生きるべきかを考え、実行して、後悔のない人生を歩んでいきたいと思いました。自分の言動で誰かの隣人になれるようにしたいです。
・黙想会を通して学んだ「自分を愛し、他者を愛すること」「与え、与えられること」「助け、助けられること」を大切に、神様が自分に与えてくださった長所を最大限に生かして、後悔のないような人生を歩んでいきたい。また、自分に残された時間、他者の時間を大切にしていきたい。