雙葉日記

2024.02.14

中学合唱祭

講堂いっぱいに、美しいハーモニーが響きわたりました

 2月6日(火)午後、講堂にて「中学合唱祭」が行われました。合唱を制限のない形で実施するのは実に5年ぶり。生徒たち自身はもちろん、ご来場下さった保護者の皆様にも、生徒を見守る教員にとっても、それぞれのクラスの築き上げた歌のハーモニーを通して心を動かされた合唱祭となりました。

◆プログラム◆

【開会式】

・開会の言葉

・「校歌」「学園歌」合唱

【中一】

※以下、クラスの並び順は、演奏順となります。

東組 「ぜんぶ」

北組 「春に」

南組 「予感」

西組 「信じる」

【中二】

南組 「私からあなたへの歌」

東組 「はじまり」

南組 「天空歌」

北組 「遥かな時の彼方へと」

【中三】

北組 「彼方のノック」

東組 「無音が聴こえる」

西組 「君が君に歌う歌」

南組 「言葉にすれば」 

【閉会式】

・グノー「Ave Maria」合唱

・講評

・閉会の言葉

 初めての合唱祭だった中学1年生は、授業や放課後練習で実行委員・指揮者・伴奏者がリーダーシップを取り、丁寧にクラス全体で練習に取り組みました。当日も講堂内に響く歌声が素敵でした。

 中学2年生は難易度が高い曲にも果敢に挑戦し、お互いの歌声を聴き、自分たちで課題を見つけながら練習に取り組んできました。当日も、聞き応えがある合唱を披露してくれました。

 中学3年生は、一人一人の歌声がしっかりと聴こえる音量で、最高学年らしく完成度の高いハーモニーでした。表現を豊かに、速度や強弱の変化に気をつけながら歌うだけでなく、歌っている生徒たち自身が、今の仲間と一緒に歌えることに対して、喜びをいっぱいに感じている様子がよくわかりました。

 どの学年も、歌詞の意味をしっかり読み解き、解釈して、それを自分の思いに取り込み、想いを込めて歌っていたのが印象的でした。合唱の練習を通して、それぞれのクラスの絆が一段と深まったことでしょう。合唱祭の感動冷めやらぬ中、進級まで残り少ない日々を、これからも大切に過ごしてほしいと思います。

◆閉会の言葉より(中三代表生徒)◆

 私たち中学3年生にとって、最後の合唱祭が終わりました。今は仲間と一緒に歌い上げた達成感と喜びで胸がいっぱいです。また、みんなで練習した授業や放課後を思い返すと、「終わってしまった」と寂しく感じます。

 中学1年生は初めての合唱祭でしたね。緊張しながらも、仲間と力を合わせて一つの歌を歌い上げ、絆をより深めることができましたか。

 中学2年生は昨年の合唱祭の経験を活かして、一人一人が仲間と協力し助け合い、どうすればより表現豊かに歌えるかを話し合いながら練習することができたでしょう。皆さん、歌を通して自分たちの想いを伝えることができましたか。

 そして中学3年生である私たちにとって、今日の合唱祭は、中学校生活の中でも大きな思い出となりました。私たちの歌が、聴いて下さる方の心に響くように、歌詞が何を伝えたいのか理解して、それを表現するために速度や強弱の変化を工夫しながら心を込めて歌いました。仲間のおかげで練習以上の成果が出せたと思っています。

 それぞれのクラスが最後の音を歌い終わるその一瞬まで真剣に取り組み、この講堂全体に響いたすばらしい歌声に、心から感動しました。

 今日まで一緒に頑張り抜いた仲間、ご指導下さった先生方、そして支えて下さった保護者の皆様のおかげでこの合唱祭を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。

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