雙葉日記

2023.11.15

中三 沖縄体験学習

沖縄の自然を堪能し、また平和についての学びも深められました

 11月1日(水)~4日(土)の3泊4日の日程で、中三の「沖縄体験学習」が行われました。この体験学習の目的は、次の4つです。

1 沖縄の自然、文化、歴史に触れ、その特質を知る

2 唯一地上戦の行われた土地を訪れることで、アジア・太平洋戦争そのものに向き合い、日本の近現代史に目を開く

3 沖縄の基地問題の現実に触れ、日本が抱える問題に目を向け、平和について考える

4 事前研修を含め、自分の役割を積極的に果たすことで自分の可能性・世界を広げる

 また、実行委員会を通して決定した学年スローガンは、「CENT」です。CENTはラテン語で「100」という意味で、中学三年生の人数そのものを表すと同時に、それぞれのアルファベットにも次のような意味が込められています。

Colorful(カラフル) 中三学年の生徒たちは個性にあふれている

Experience(経験) 沖縄でたくさんの経験をしよう

Nature(自然) 自然について学ぼう

Try(挑戦) 様々なことに挑戦しよう

この他にも「Culture(文化)」「Enjoy(楽しむ)」「Numerous(たくさんの)」「Treasure(宝物)」という意味があります。

 現地では通り雨に見舞われることもありましたが、概ねお天気にも恵まれ、生徒たちは沖縄ならではの美しい自然を堪能できました。また一方で、沖縄の歩んできた歴史についても、実際の資料や関係者の方のお話から学ぶことができ、平和についてじっくりと考える貴重な4日間となりました。お話を伺う場面では、生徒たちは積極的に質問をしており、沖縄を取り巻く諸問題を、自分たちの問題として捉える姿勢が感じられました。

◆日程◆

【1日目】

移動
エイサー鑑賞会

【2日目】

ビーチ散策
ブセナ海中公園
じゅごんの里
佐喜眞美術館
道の駅かでな

【3日目】

ひめゆり平和祈念資料館
ガマ見学地
平和祈念公園
おきなわワールド ※玉泉洞見学
首里城公園

【4日目】

開南教会
移動

◆実行委員長のコメント◆

現地を訪問し直接沖縄の方のお話をうかがう中で、沖縄戦の様子や基地問題についてそれぞれが自分ごととして考えを深め、向き合う必要があると学びました。また、私は実行委員として、この4日間を、学年の個性を活かしながら学びの多い充実したものとすることを目標に、広い視野をもって行動することを心がけました。体験学習中、班やクラス、学年が協力する必要がある場面が何度もありましたが、互いに仲間を想い合い、団結することで乗り越えることができたと感じています。これからもこの仲間との時間を大切にしながら、学びを生かして過ごしていきたいです。

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