自分を見つめ、友達の良さを発見する3日間となりました
10月23日(月)~25日(水)の2泊3日の日程で、御殿場の東山荘にて、中一の「錬成会」が行われました。今回指導して下さった講師の方々は、1日目は田園調布雙葉学園理事長の南部浩士先生、2日目と3日目は本校理事長の林健久先生です。日程は以下の通りです。
【1日目】
開会式
南部先生の講話(1)・個人考察
エクササイズ(1)
南部先生の講話(2)・個人考察
【2日目】
富士山ハイキング
理事長先生の講話・個人考察
エクササイズ(2)
【3日目】
ミサ
錬成会の分かち合い
錬成会の目的は、
1 神父様のお話、沈黙、祈りを通して自分という存在について考える
2 互いに友達の良さを見つける(語り合う、聴き合うことを大切に)
3 共に過ごす時間を大切にし、共に生きる意味を考える
4 集団生活、ハイキングを通して協調性、克己心を養い、学年の連帯感を味わう
の4つです。
初めての宿泊行事であるこの錬成会には欠席者もなく全員が参加し、またお天気にも恵まれて野外でのアクティビティも存分に楽しむことができ、充実した3日間となりました。
◆生徒の感想より◆
・私のことを生まれたときから愛してくれている、愛でいっぱいの空気を作ってくれている親や先生、友達、そして神様にもう一度「ありがとう」と伝えたくなるようなお話でした。そう思わせて下さった南部先生に対しても感謝の気持ちがあふれています。そんな愛を一番初めに与えて下さったのは神様だということを覚えておきたいです。そして私達が迷ったり困ったりしているとき、いつも神様がそばにいて下さっているのだと思うと、とても安心します。神様が与えて下さったこの「私」という存在を、ありのままの自分を大切にしていきたいです。(南部先生のお話について)
・理事長先生のお話の中で、自分一人で生きているのではないのだから、周りの人、つながりのある人に感謝したり、その人のことを大切にすることが大事なのだということが心に残りました。生まれたときから今まで、誰かの力を貸してもらうことができているから、良い環境で生活できているのだと知りました。私も、誰かのために行動ができるような人になりたいと思いました。(理事長先生のお話について)
・あまり関わることのなかった子とも話すことができて、学校とは違う一面を見ることができました。先生のお話を聴いて勇気づけられたし、自分も相手ももっと大切にできるようになりました。仲間と励まし合い、楽しい時間を過ごすことができました。(クラスの分かち合いについて)
・同じような思いを抱えていた人もいれば、違う思いで三日間過ごした人もいて、こうやって一人一人感じ方が違うからこそ、世界が成り立っているんだなぁと、南部先生のお話を思い出しました。同じ意見だとしてもそれぞれが違う言葉を使っていたので、その人の思いが伝わりやすかったです。分かち合いで私が「良い環境」という言葉を使ったら、同じ思いの人が「恵まれている」と言い換えてくれて、言葉の世界を広げることができました。(クラスの分かち合いについて)