雙葉日記

2023.11.29

お月見の会

月明かりを求めながら、あたたかいお茶とお菓子をいただきました

 11月27日(月)の夕方~夜にかけて、茶道部と地学部の共催により「お月見の会」を行いました。いつもの天体観測では月明かりを避けた日程を選んで行われますが、今回は、茶道部の提案により「おいしいお抹茶をいただきながら、満月を楽しむ」という趣向で行われました。

 まずは教室にて、地学部からは「月についての基礎知識」を、茶道部からは「百人一首に見る月の捉え方」のレクチャーがありました。続いて、いざ観測という段になると、夕方から空は厚い雲に覆われ、一瞬小雨にも降られてしまいました。屋内で茶道部が点てたお抹茶と美味しい練り切りをいただきながら、心を慰めました。

 しかし、生徒たちが懸命にお祈りしたおかげか、時折雲間から満月が顔を出してくれました。月が見えるたびに、生徒たちは歓声をあげ、一瞬のチャンスを逃すまいとカメラを構える人、双眼鏡で見る人、月以外の星がないか探す人…と様々なリアクションが起こりました。

 普段、空を見上げる機会が少なくなっていた生徒たちにとっては、特別な時間になったようです。

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