雙葉日記

2024.07.18

第2回 FBJCの集い

「理科」「国語」の2種類の講座をお楽しみいただきました

 7月13日(土)の午後、講堂での「入試問題解説会」と並行して、小学校5年生以下のお客様を対象とした「第2回 FBJCの集い」を実施しました。今回は、図書室にて「国語を楽しく勉強しましょう」、理科室にて「理科のわくわく実験講座」の2種類の講座をご用意しました。

◆国語講座:国語を楽しく勉強しましょう◆

 前半は「漢字」後半は「古文」の2本立ての内容を、国語科教員が担当しました。前半の「漢字講座」では、漢字の間違い探しなどのクイズを通して、「漢字の部首には意味がある」ということを学んでいただきました。「漢字が覚えるのが苦手」「漢字の細かいパーツを間違えてしまう」という悩みを持っている方には特に、今後の学習にも活かしていけそうです。後半の「古文講座」では、『枕草子』の中身を紹介しました。大河ドラマでもお馴染みの人物・清少納言のみずみずしい感性が現代にも通じるものであることを実感でき、古典に対して親しみを持つ機会になったことと思います。

※本校では、「国語A」は現代文分野、「国語B」は古典分野として、中1から体系的に学んでいます

 前半と後半の各講座の間には、先日図書委員会主催で行われた「ビブリオバトル」の優勝者の生徒(中2)がブックトークを披露しました。今日の講座が、様々な分野の良書との出会いのきっかけになれば幸いです。

◆理科講座:理科のわくわく実験講座◆

 日々の食卓でおなじみの「ちりめんじゃこ」。よく見てみると、イワシの稚魚(ちりめん)だけでなくいろいろな生物の姿が混じっています。この講座では「理科の目線で生物を分類してみよう」と題して、ピンセットで自分なりの「観点(形、色などの特徴)」に沿って生物を分類し、実体顕微鏡で観察してその姿をスケッチしながら、自分だけの「図鑑」を作成しました。観察作業では、小学生のお客様に負けないくらいに、保護者の方も熱心に取り組んでいらっしゃり、教員やFBICの生徒との交流はもちろんのこと、親子でのふれあいを楽しむ機会にもなったのではないでしょうか。

◆お客様の感想◆(国語講座)

・漢字の部首がわかると、漢字を覚えやすい。可愛いキーホルダーも作れて楽しかった。清少納言のことも知れて面白かった。

・清少納言の「○○なもの」の中で、「わかる!」と思ったものが意外にたくさんあって、昔の人も現代人と同じようなことを考えていたんだなと思いました。

・様々な漢字や部首、古文についてなど、ためになることがたくさん分かって、とても楽しかった。雙葉のお姉さんも優しく教えて下さり、嬉しかった。

◆お客様の感想◆(理科講座)

・いろいろな生物を見て、カニやエビなどもいてとても面白かったです。体が小さいものや大きいもの、長いものや短いものなど、たくさんの生物がいた。ふだんは当たり前のように食べているちりめんじゃこでも、いろいろな種類の生物がいて、興味が持てた。

・顕微鏡で小さい生物を見て楽しかった。夢中になれる時間があってよかった。

・参加者一人ごとに在校生がついてくれて、子供も親しんでいる様子だった。

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