4月19日から20日にかけて、本校正門付近でミツバチの群れが滞留する事態が生じました。皆様の通行に支障が生じたこと、ならびにハチによる被害を受けた方が出てしまったことを、心よりお詫び申し上げます。

 この原因は、本校の探究活動の一環として屋上で飼育しているミツバチの一群において「分蜂」が起きたためです。19日のうちに女王バチを確保し、分蜂した群れの回収を行いましたので、20日の正午現在、ハチの行動は収束しております。今後はより一層、注意深く観察し、事態が発生する前に適切な対応ができるよう心がけて参ります。

 このたびは、ご心配とご迷惑をおかけした皆様に重ねてお詫び申しあげます。


※分蜂とは(日本養蜂協会HPより)
 一つの蜂群が大きくなり、コロニー内に一定の群勢が確保できると、新しい女王が誕生することがあります。このように一つのコロニーに女王蜂が2匹存在している場合、旧女王蜂は半数前後の働き蜂を伴ってこのコロニーから出て行って、新しい営巣場所を探します。このような現象を分蜂といいます。分蜂後、直ちに新しい営巣場所が見つかればよいのですが、なかなか見つからない場合があります。こんな時、人目につきやすい公園の木々や建物の壁などに一時的に蜂の群れとしてとどまることがあります。