はばたく卒業生

新51回卒業生座談会

卒業から20年
〜そして今、より良い社会づくりを考えて〜
それぞれのフィールドで活躍する卒業生に、共に過ごした6年間の学校生活や、
卒業から現在までの歩みなどについて、後輩たちに向けて語っていただきました。
静岡雙葉中学校・高等学校を受験されたきっかけは?
新井さん
幼少時3年間NYにいたので、両親にその経験を活かしたほうが良いと促され、英語教育に力を入れている静岡雙葉を受験しました。
江尻さん
私も両親に「高校受験は5教科、中学受験は2教科だよ。」と言われ、受験を決めました。
小山さん
塾に通い始めた時点で、受験自体は決まっていたように感じます。また、当時雅子様が天皇陛下とご成婚されて、「あの雅子様が通われた学校の姉妹校に通える!」というのも決め手でしたね。
受験はご両親のアドバイスも大きく影響しているようですね。実際の学校生活はいかがでしたか?
清さん
富士宮市出身で電車通学していたのですが、先輩方や友人たちも学校から駅までの道のりは歩きながらおしゃべりに花を咲かせるのですが、電車に乗った途端それぞれ勉強をし始めるのです。当時はそれが雙葉生の文化として当たり前のように思っていました。
新井さん
友人たちは皆多才で、毎日多くの刺激を受けていたよね。友人から学んだことは数えきれないです。
江尻さん
私は理科の実験が印象に残っています。私たちが、解剖を実施したい!と先生に提案をしたら、実験の機会を与えて下さいました。授業に主体的に取り組むことができる、楽しみながら学習意欲を刺激できる、そしてそんな機会を与えてくださる先生方がいらっしゃるのも雙葉の魅力でした。
小山さん
課題を見つけ、仮説を立て、調査し、考察をする…今でいう『ふたばのコース制』を20年以上も前から実践していたということになるんですね。
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「環境が人を育てる」ということでしょうか。
静岡雙葉での学園生活はご卒業後、どのように活かされていますか?
江尻さん
6年間女性だけの社会で過ごしてきたので、人に頼ることなく自分自身で方向性を決断して生きていく、主体性は活かされていると思います。たまに不器用かも…と感じることもありますがそういった生き方をしないと納得できなくて。
新井さん
私も「徳においては純真に、義務においては堅実に」という校訓を今でも信念にして行動しています。義務をやり抜く、ということは意識していますし、徳においては純真に…はなかなか難しいですけれど。自身の仕事が患者さんの役に立てればと考えています。
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清さん
キリスト教の「心の教育」は現職を志すきっかけとなりました。週に一度宗教の時間があるのですが、どの教科よりも楽しみでした。神谷美恵子さんやレーナ・マリアさん・永井隆博士など様々なキリスト者の人生を紹介してくれるのですが、腎臓内科の患者さんが平和に幸せな生活を過ごせるよう願いながら日々診察しています。正直、実社会では自分の考えに自信が持てず、人に答えを求める時期もありました。でも、静岡雙葉時代の「志を持って生きる」「自分自身がやりたいことを貫く」「個を認め合う」といった教育が思い出され、引き戻してくれます。
小髙さん
私は現在、企業の会計給与労務のサポートをしています。企業経営からしてみれば、総務関係は利益があがらない業務で華やかではありません。しかしながら労務の改善ができることによって働き方改革の点でも業務効率の点でもお役に立てると信じています。
皆さんそれぞれのフィールドで信念を持たれてご活躍されていますね。
その根源は静岡雙葉時代の「キリスト教の教えに基づき、高く、深い知性と精神性を備え、自立した女性を目指す」という教育方針に基づくものでしょうか?最後に、静岡雙葉をご検討されているお嬢様・保護者の皆様にメッセージをお願いいたします。
新井さん
先生方は、中学高校という多感な時期に深い愛情をもって、生徒一人ひとりに対して手厚くサポートしてくれます。もちろん授業は厳しいこともありますが、努力する強さも身に付きます。
小髙さん
私は静岡雙葉に行くのが毎日とにかく楽しかったです。学習面のサポートも手厚かったので、6年間塾などに行かずに現役合格しました。
江尻さん
自分の考え方の基礎を静岡雙葉でつくっていただきました。また、静岡雙葉の友人に久々に会うと、当時の話で盛り上がります。中高一貫の6年間、苦楽や様々な経験を共にした友人ができるのも魅力ですね。
清さん
通学している間も大人になってからもよかったと思える学校だと思います。ここで出会った友人たちにも感謝しています。今の私の根幹を作っていると自信を持って言える、実のある6年間を送ることができる学校だと思います。
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今日は皆さんありがとうございました。雙葉の魅力をたくさん伺うことができました。これからもそれぞれの分野でのご活躍を楽しみにしています。
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静岡共立クリニック/医師 清 祐実
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左:税理士 法人KOTAKA/役員及びKOTAKA社会保険労務士事務所 代表 小髙 純子
右:大塚製薬株式会社/医薬営業本部マーケティング部 マネージャー 新井 絵美
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左:静岡雙葉中学校・高等学校/教員 小山 恵理
右:日清オイリオグループ株式会社/中央研究所 江尻 麗子