雙葉日記

2022.06.28

高3 黙想会

「なぜ学ぶのか」ということへの答えを見出し、これからの受験生活の原動力を得られました

 6月17日(金)の終日、本校講堂にて、高3学年の「黙想会」が行われました。神言会司祭の西経一神父様をお招きし、講話に静かに耳を傾けながら、個人考察を行いました。生徒たちは受験勉強という日常から離れてこの世の中や自分という存在をじっくりと見つめ直し、「なぜ私たちは今学ぶのか」ということへの答えをそれぞれが見いだせたようです。今後の学びがより有機的なものとなり、自分を豊かにできるものとなることを願っています。

◆日程◆

午前:第1講話~第3講話(講話の間には黙想・個人考察の時間が設けられています)

午後:第4講話 ミサ聖祭

◆生徒の感想より◆

・勉強をする意味が、正しい人間になるための修行であるということに、とても納得がいった。倫理観や論理、思考力など、人にあるべき要素がたくさん勉強には詰まっていると改めて感じることができた。

・確かに自分は周りからの目により「自分はこういう人間だ」と自分自身を縛ったり、他人のことも「この子は○○だな」などと檻に閉じ込めているかもしれないと思った。どんな自分でも相手でも、自分は自分、君は君という見方で、自分も含めて欠点や嫌な部分をそのまま受け止めて、良い方に変わって行けたらと思った。欠点があるから自分がある、というように自分の根本を考えていきたいと感じた。

・様々な学問の本質を知れた気がするし、客観的に鳥瞰する大切さを知ることができた。今、受験前ということもあり、周りと比べ切羽詰まって窮屈に過ごしてきた自分にと、勇気と前向きさとやる気と優しさがもらえた。

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