雙葉日記

2022.05.11

高3 研修旅行

異郷の地の自然や歴史,地理についての学びを深め、充実した研修を行うことができました

 4月26日(火)から28日(木)まで、2泊3日の日程で、高校3年生が研修旅行として広島・山口を訪れました。天気予報では、3日間とも雨の予報でしたが、実際に雨が降ったのは初日のみで、2日目は曇り、3日目は晴天の中で充実した研修を行うことができました。

 今年の研修旅行のスローガンは「PEACE」です。このスローガンは平和(Peace)に対する理解を深めるという意味が込められているだけではなく,研修旅行で大切にしたい「Pray(祈る)」「Enjoy(楽しむ)」「Activity(活動)」「Cooperation(協力)」「Experience(経験)」の5つの単語の頭文字をつなげたものになっています。生徒たちは、このスローガンの通り、班員やクラスメイトと協力して、楽しみながら活動を行い、平和や地域の歴史・自然について理解を深めることができました。行程は以下の通りです。

◆1日目(広島)◆

・広島平和記念公園、原爆ドーム、原爆資料館
・世界平和記念聖堂
・宮島、厳島神社

◆2日目(山口)◆

・萩 または 津和野 にて見学、サイクリング
  萩 …松陰神社、松下村塾、伊藤博文別邸など
  津和野 … 森鷗外旧居、西周旧居、森鷗外記念館など
・秋芳洞、秋吉台

◆3日目(広島)◆

・広島市内班別研修

【研修旅行実行委員長からのコメント】

 学年での宿泊行事の実施は、中三の沖縄体験学習の時以来でした。今回行った研修旅行は、高2の秋から延期を重ねていたため、本当に行けるのか不安の声もありましたが、行けると決まってからは、研修旅行を楽しみに、心を躍らせながら、日々の勉強に励んでいました。

 研修旅行中は、それぞれが旅行を満喫していました。厳島神社では、「合格はちまき」を買う生徒もいれば、御朱印を集めたり、くじ引きで一喜一憂する生徒がいたり、最終日の広島市内班別研修では、多くの生徒がお好み焼きを堪能していました。楽しむことはもちろん、広島の原爆の歴史を、資料館や神父様のお話を通して学び、「平和」について考え直す機会になりました。そして私たち一人一人が、今できることを実行に移していきたいと改めて感じました。

 これから本格的に受験期に入る前の最後の息抜きとして、一人一人が非日常を味わい尽くした3日間になりました。(南組・村松真子さん)

一覧はこちら