雙葉日記

2023.01.21

高1公共 株取引に関する出前授業

株の売買のシミュレーションを通して、利益を上げる方法を模索しました

 1月19日(木)、高1の各クラスの公共の授業にて、認定NPO法人「金融知力普及協会」様に、アプリを用いた株取引に関する出前授業を行っていただきました。

 金融知力普及協会様が開発された株トレーダーアプリ「モックトレーダー」を用い、資金1000万円を使って、各グループで制限時間内に株を売り買いし、どれだけ利益を得られたかをゲーム形式で競いました。制限時間の30分間では、1か月を15秒で早送りし、ニュースや株価変動をチェックしながら売り買いを繰り返します。実際のニュースと株価の変動に一喜一憂する生徒も多い中、何が株価に影響するか真剣に考えて着実に利益を増やすグループもありました。(ちなみに教員チームもこのゲームに挑戦しましたが、1000万円の資金を2400万円に増やすことができました!)最後に、個別株取引の難しさと投資信託やNISAなどの重要性をレクチャーしていただきました。

 投資や金融についての知識はますます重要になっており、今年度から高校の公民科・家庭科に金融教育が導入されています。家計や財政など様々な側面から金融について学びを深められることが期待されます。

◆生徒の感想より◆

 株について授業で習っていたけれど、難しくて丸暗記をしていたので何も知識がなく、最初は戸惑いました。少しずつルールを理解しても買うタイミング・売るタイミングは全く掴めず、序盤は黒字から始まったのに最終的に大赤字になってしまいました。思いがけない株価暴落や、手数料ばかり取られてしまって、好景気の時に売っても利益につながらないというところに苦戦しました。しかし講師の方がおっしゃっていたように、何もしなければ増えることはないので、金融業界のプロにお任せするのも一つの手段だなと思いました。

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