雙葉日記

2022.03.30

高1 サイエンスツアー

つくば方面に出かけ、エネルギーや宇宙についての学びを深めました

 3月28日(月)・29日(火)の1泊2日で、本校の生命科学コースの高1生と希望者の生徒の計19名が、理科教員の引率のもと、「サイエンスツアー」に出かけました。

 1日目は「サイバーダインスタジオ」「高エネルギー加速器研究機構」を訪れました。ロボットミュージアム「サイバーダインスタジオ」では、ロボットスーツの体験をしました。ロボットスーツを着用すると、筋肉を動かすときの微弱な電流を感知して、自分の腕と同じようにロボットの腕を動かすことができます。この原理を応用して、筋力が衰える病気の方のリハビリ器具として応用する研究も、現在進んでいるそうです。

次に訪問した「高エネルギー加速器研究機構(KEK)」では、素粒子を加速することで発生する放射光を利用して、様々なスケールの物質の構造を明らかにするための施設「フォトンファクトリー(放射光実験施設)」を見学しました。研究者の方から直接お話を伺い、素粒子の性質、放射光の利用、施設の様々な利用方法や研究生活について知ることができました。

 2日目は「地図と測量の科学館」「JAXA」を見学しました。国土地理院の「地図と測量の科学館」には、地図や測量に関する歴史、原理や仕組み、新しい技術などが展示してあります。下に載せた写真にもある「日本列島球体模型」は20万分の1の地球の球体模型で、高度300km の宇宙空間から眺めているのと同じように見ることができます。

次は、「JAXA(宇宙航空研究開発機構)筑波宇宙センター」を訪れました。これまで書籍やテレビを通して見たことがあった有名なロケットや宇宙探査機、国際宇宙ステーションなどの模型・展示を実際に目の前にすることで、宇宙を身近に感じることができたようです。

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