雙葉日記

2022.02.22

高1 コース研究発表会

4つのコースで、一年間の研究成果を発表しました

 2月21日(月)3・4時間目の時間帯で、高1の「生命科学コース」「科学技術コース」「社会科学コース」「国際教養コース」のそれぞれのコースに所属する生徒たちが、一年間の研究発表を行いました。4時間目の時間帯には、中三の生徒たちが、それぞれの所属予定のコースの発表をzoom上で視聴しました。たくさんの聴衆を前にしての発表は、緊張も大きかったかとは思いますが、皆落ち着いて、今までに時間をかけて研究してきた成果を、パワーポイント等も用いてわかりやすく説明することができました。

◆生命科学コース◆

 視聴覚室にて発表を行いました。「血液型と性格の関連性」「やる気スイッチの入れ方」といった身近なテーマや、「終末期医療と臓器提供」など社会問題とも絡んだもの、「ミツバチプロジェクト」「発酵食作り(味噌)」「草木染め(薬効)」といった実験・実習を中心にしたものなど、研究領域は多岐にわたっています。質疑応答や、教員からのアドバイスなども生かし、高2でもさらに内容を練って研究を続けていきます。

◆科学技術コース◆

 ふたばラボにて配信を行いました。オンライン期間、ラボにて研究を進める時間の確保が難しかったため、この日の個人発表はできませんでしたが、発表準備を進める生徒たちの様子を担当教員が同時配信して、後輩の生徒たちに活動のイメージがしやすくなるよう、工夫しました。今後も教材であるレゴブロック(ロボットプログラミング用に特化されたもの)を用いて、生徒たちのアイデアに基づくロボット製作に励んでいきます。

◆社会科学コース◆

 6階社会科教室にて発表を行いました。「日本の伝統芸能を若者に継承させていくには」「どうしたら多様な性のあり方が受け入れられるようになるのか」「なぜ食品ロスは起こるのか」など、様々な切り口から日本や海外の諸問題を捉え、研究内容を発表しました。今後、フィールドワークやインタビュー、アンケートなどの手法も用いて、高2時には論文の形に仕上げられるように内容を深めていきます。

◆国際教養コース◆

 講堂にて発表を行いました。コースの同級生や後輩だけでなく、保護者の方々、静岡大学の留学生の方々にもご来校いただき、多くの皆さんに発表をお聴きいただきました。「人種差別を減らすために何をすべきか」「貧困による教育の不平等をなくそう」など、SDGsに基づいた研究を行い、英語でのプレゼンテーションを行いました。聴き手に主張を印象付け、わかりやすい発表ができるよう、各生徒が表情やジェスチャーにも気を配り、工夫して発表に臨んでいました。

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