筝奏者のLEOさん・ピアニストのロー磨秀さんをお迎えし、リサイタルを鑑賞しました
11月29日(火)午後、講堂にて「芸術鑑賞教室」が行われました。感染症対策のため、芸術鑑賞教室はしばらく開催できませんでしたが、この度3年ぶりに実施が叶いました。今回は、筝奏者のLEO(今野玲央)さん・ピアニストのロー磨秀さんをお迎えし、デュオ演奏を鑑賞しました。
◆プログラム◆
《第1部》
さくら替手五段(半田弘)
手事 より(宮城道雄)
松風(今野玲央)
目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(J.S.バッハ)
亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
日本組曲 より 佞武多(伊福部昭)
《第2部》
アニメメドレー
戦場のメリークリスマス(坂本龍一)
1919(坂本龍一)
アンコール:My Favorite Things(ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』より)
「さくらさくら」など古典的な筝曲として有名な曲は、日本情緒あふれる精緻かつ力強い音色が生徒たちの心を捉えました。また、LEOさんご自身が作曲された「松風」という曲では、筝にエフェクターという装置をつけて演奏することで曲想が一変してモダンな雰囲気となり、貴重な音色のバリエーションを楽しむことができました。
ピアニストのロー磨秀さんとの共演では、クラシック曲や現代音楽を披露して下さいました。筝もピアノも、曲ごとに優しい音色、明るくはつらつとした音色…と自在に変化し、表現の幅の豊かさを味わうことができました。途中に挟まれた質問コーナーでは、多くの生徒たちから挙手があり、お二人とも一つ一つの質問に対してユーモアを交えながらも丁寧に答えて下さいました。