雙葉日記

2022.10.03

後期始業式

自らに与えられた力と、日々の学びから得たことを他者のために役立てていきましょう

 10月3日(月)、講堂にて後期始業式が行われました。

 理事長先生の講話では、聖書の「マタイによる福音書」5章13~16節の「地の塩、世の光」についてのイエス様の山上の説教の部分を引用し、一人一人に与えられた素晴らしくかけがえのない力を周囲のために役立てられるようにと話されました。「地の塩、世の光になる」ことを目指すというのではなく、今の生徒たち一人一人が既に「地の塩、世の光である」ということを胸に、自信を持ってそれぞれの持つ力を発揮してほしいと話されました。お話の最後に、全員で心をこめて「主の祈り」を唱えました。

※「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かせなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである」(マタイ5.13~16)

 校長先生の講話では、「深く考える努力をすることを大切に」というお話がありました。私たちが日々勉強をするのは、その学習事項のもつ背景を深めることで先人たちの労苦を知るためであり、そこから得た知識は人を救う優しさにつながるものだと教えて下さいました。また「深く考える」にあたっては読書や、宿泊行事での経験も大いに生かされるので、後期はそれらの時間を通して自分と対話し、自分を豊かにする機会にしてほしいと話されました。

 続いて、後期HR委員の任命、前期生徒会退任挨拶、後期生徒会就任挨拶がありました。後期も新しい体制でクラスや学校全体を活性化できることを願っています。

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