2023年3月6日
新しい週のはじまり、空の青みも次第に鮮やかになり、嬉しそうな鳥のさえずりが聴かれる朝、今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
暦は二十四節気の啓蟄、冬の間固まっていた土もほころび、身を隠していた様々な生き物が顔を出しています。硬い扉が開くイメージがあてはまるこの季節、明後日8日には国際女性デーを迎えます。国や民族、言語を問わず、世界中で女性の功績を祝福し、新しい時代の性のあり方や平等を考える日で、ミモザの花がそのシンボルとされています。
私たちは何かのレッテルによって簡単に仕分けができてしまうような存在ではありません。それぞれ特有の人格を持ち、その価値は周囲が安易に推し量って判断して良いものでもありません。多様性の受容は、社会を前に進める力です。すべての人の選びたい道、生きたい姿の望みが尊ばれ、その歩みがいかなる属性によっても阻まれることのない未来を願い、手を合わせて祈りましょう。
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。