2023年2月13日
新しい週の始まり、週末に感じられた春の兆しから、また冬へ連れ戻す冷たい雨の降る朝、今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
皆さんは誰かのため、何かのために祈ろうとするとき、どのようなことを思い考えているでしょうか。手を合わせて私たちを超えた大きな存在の助けを願うとき、ひととき自分のわがままな心から解き放たれます。心の底から誰かを想い、その人の少しでも明るい未来や希望を願うとき、相手との関係性や距離に関わらずそこには連帯が生まれ、私たちの行動も変えられていきます。3万4千人を超える人々のいのちを奪う災害に見舞われたトルコとシリアでは、今も必死の捜索救命活動が続き、多くの人々がいのちのために祈り、助け合い、闘っています。彼らのために小さな力でもできることを考えながら、命を落とされた方々の永遠の安息と残された人々の悲しみへの慰め、復興への強い歩みを導く神様の助けを願い、手を合わせて祈りましょう。
〈災害の時に祈る〉
神よ、あなたのあわれみは尽きることがなく、
願う人にはいつも新たな恵みが与えられます。
災害を受けた人々をかえりみ、
ふたたび立ち上がる力をさずけてください。
キリストよ、あなたはわたしたちの労苦を背負い、
苦しみを担いました。
いま、災害を受けた人々の苦しみを
少しでも軽くするように、わたしも努力します。
このこころざしを祝福してください。