雙葉日記

2022.07.11

今朝の祈り

2022年7月11日

新しい週の始まり、通りでは涼し気な風鈴の音が聞かれ始めた夏の朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

暑中に入り、先の大戦から77年目の夏を迎えます。世界情勢を想えば、これまでにも増して平和の尊さを考えさせられるこの季節です。今月の祈りの言葉は「平和を造る人々は幸いである」です。聖書が伝える「平和」、ヘブライ語の「シャローム」は、「こんにちは」や「さようなら」、「ご機嫌いかが」といった挨拶にも用いられる、日常に根づいた豊かな広がりのある言葉です。日々をともに過ごす人の間で、信頼を基に交わされる言葉であることが、本当の平和はまさにそのようなささやかな関わりから創(はじ)まるものであることを教えてくれています。意味を知っているだけに留まらず、実際に生活の中に作り出し、実現しなければならないことを胸に刻み、手を合わせて祈りましょう。

平和を願う

神よ、あなたの平和のためにわたしを役立たせてください。

憎しみのあるところに、愛が、

争いのあるところに、和解が、

分裂のあるところに、一致が、

疑いのあるところに、信頼が、

誤りのあるところに、真理があるように働かせてください。

絶望から希望へ、悲しみから喜びへ、やみから光へ、

わたしたちを歩ませてください。

神よ、慰められることよりも、慰めることが、

理解されることよりも、理解することが、

愛されることよりも、愛することができるようにさせてください。

与えることによって、与えられ、ゆるすことによってゆるされ、

あなたのためにいのちをささげることによって、

永遠の命が受けられます。

              アシジのフランシスコの祈り

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