雙葉日記

2022.06.13

今朝の祈り

2022年6月13日

新しい週の始まり、曇り空の灰色が6月の艶やかな花々の美しさを引き立てる朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。

「ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。」これは今日6月13日に命日を迎える太宰治の短編小説『女生徒』の一節です。人間不信の印象の強い彼ですが、人を信じようとする登場人物たちの言葉にそんな願いもあったことを感じさせます。

今週は読書週間、良い本は、その著者の生きざまに触れることができ、今この一瞬の大切さを教えてくれます。私たちの知と教養を深め、この世界のより良い未来を想像する力を養ってくれる、光り輝く言葉との出会いを願いながら、手を合わせて祈りましょう。

朝の祈り

新しい朝を迎えさせて下さった神よ、

きょう一日わたしを照らし、導いてください。

いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。

物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、

いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、

感謝すべきものがあることを、悟らせてください。

自分のしたいことばかりではなく、

あなたの望まれることを行い、

まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを見いださせてください。

今日から朝読書週間がスタートしました。高1教室にて。
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