2022年2月21日
3週間ぶりの生徒たちの登校でした。朝の祈りを感謝のうちに行いました。
久しぶりの朝礼は、このようなお話から始まりました。
「新しい週のはじまり、冬木立を吹き抜ける風の冷たい朝です。おかえりなさい!今日もよくいらっしゃいました。
皆さんは、中庭のマリア像の奥にある時計台のところにあるバレ神父様の言葉が刻まれたガラス盤を読むことがありますか。この時期は、朝早い時間に低い角度から差し込む朝日にそのガラス盤が照らされ、金色の文字で刻まれたお言葉がきらきらと輝いていて、まるでバレ神父様に語りかけられているような気持ちを抱きます。
『子どもたちが神に出会えるように助けることは、立派な教会を建てたり、祭壇を美しく飾ることよりも、ずっと優れたことです。なぜなら、それは子どもたちの心に霊的な神殿を備えることだからです。』
霊的な神殿ー今はまだよく分からないかもしれませんが、自分の中に建てられる、人生の基礎となるその大きな宝は、生徒と生徒、教員や職員と生徒が、人と人としてこの学び舎で直接出会い、関わり合ってこそ育まれるものです。
元気な姿でまた登校してきてくれて、ありがとうございます。
こうして机を並べて学び合えることを喜び感謝しながら、手を合わせて祈りましょう。」
朝の祈り
新しい朝を迎えさせてくださった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。