新しい月の始まり、秋らしい雲の広がる穏やかな朝です。今日もよくいらっしゃいました。朝のひととき、心を合わせ、祈りましょう。
今朝は次のようなお話がありました。
『本当によくいらっしゃいました。どうぞお元気でいらしてくださいね、いつもお祈りしております。』修道院へ行くと、シスター方はいつも玄関で待っていて優しい笑顔で訪問を喜んでくださり、お別れの際にはこれからの歩みに恵みがたくさんあることを願って、このような言葉で送り出してくださいます。この、何にも代えがたいシスターの温かさに、いつも大変嬉しい気持ちにさせていただくとともに、人に対する姿勢を教えていただきます。
学校創立以来ずっと、私たちのすぐ近くで、導き、教え、支え、祈ってくださったシスター方が静岡修道院を後にされます。東京へ行かれて、少し距離は離れてもシスター方は変わらず私たちのために祈り続けてくださいます。雙葉がこの静岡の地に開かれて119年、これからもずっとこの街に愛の学び舎としてあり続け、ご家庭に、そして社会に愛の教えを広く伝えていくことができますように。シスター方のこれまでのご苦労とご尽力に感謝を込めて、手を合わせて祈りましょう。
ラインハルト・ニーバーの祈り
神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を
わたしたちにお与えください。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを
お与えください。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する智恵をお与えください。