雙葉日記

2021.06.14

今朝の祈り

新しい週の始まり

祈りとともに月曜日の朝を迎えました。また、今週は朝読書週間です。各々が選んで持参した本を教室で静かに読む取り組みが行われています。いつもよりもいっそう静かに、そして落ち着いた気持ちでお祈りをすることができました。祈りの前には次のお話がありました。

「『私は理想を捨てません。どんなことがあっても、人は本当にすばらしい心を持っていると今も信じているからです。』ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の中で記された日記として世界中で読み継がれる『アンネの日記』は、彼女の13歳の誕生日である1942年の6月12日から始まりました。彼女はその後、収容所の劣悪な環境において、体を弱らせチフスに冒されて亡くなりますが、戦後、生き残った父親のオットー・フランクによってその遺志は継がれ、日記が出版されました。今週は読書週間です。良い本は、その著者の生きざまに触れることができ、今この一瞬が本当に大事なのだということを教えてくれます。自分にとって何がかけがえのないものなのか、その問いへの答えに正直に生きていくことこそが、幸せへの道ではないかと問いかけます。朝のひとときの豊かな言葉との出会いを願いながら、新しい1週間の神様の見守りと導きを祈りましょう。」

今日から18日まで、朝読書週間となります。第一日目の様子(高3)
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