雙葉日記

2023.02.15

中学合唱祭

講堂中に美しい歌声が響き渡りました

 2月4日(土)9時より、本校講堂にて中学合唱祭が行われました。今年で42回目となる歴史がありますが、感染症の拡大により中止せざるを得なかった年が続き、三年ぶりの開催となりました。今回は、コンクールではなく発表会形式、教室で練習しやすいようにアカペラの曲を取り入れ、従来は課題曲として各クラスで歌われていた「Ave verum corpus」を閉会式に全体合唱として歌いました。

 生徒たちは、この日に向けて、クラス毎に自由曲を決め、約2ヶ月間音楽の授業や放課後に練習を重ねてきました。合唱実行委員やパートリーダーを中心に、歌詞をじっくり解釈し、届けたいメッセージをハーモニーに乗せて、クラス毎に歌を創り上げました。当日は保護者の皆様にも美しいハーモニーをお届けすることができました。中学全体が一つの行事に向き合い、お互いの成長を喜び合う合唱祭となりました。

◆プログラム◆

1.中一西組「前へ」

2.中一北組「つながり」

3.中一南組「リフレイン」

4.中一東組「ぜんぶ」

5.中二東組「さびしいカシの木」

6.中二西組「歩くうた」

7.中二北組「今、ここに」

8.中二南組「鷗」

9.中三北組「虹の輪の花」

10.中三東組「生きる」

11.中三南組「この世の中にある」

12.中三西組「あいたくて」

◆中三生徒の感想より◆

・私たち中三生にとって、最初で最後の合唱祭でした。アカペラで、始めは音を取ることも難しく不安が大きかったですが、徐々に皆の意識が高まり、一つの曲をクラスで創り上げるという一体感が生まれました。合唱祭を通して、何気ない言葉が音と合わさることで、言葉そのもの以上に心に響くということを知り、音楽の楽しさを再発見することができました。

・合唱実行委員やパートリーダーを中心に、当日まで練習を重ねてきました。限られた時間の中で、一つの歌を創り上げるということは想像以上に大変でしたが、同じ時間を共に過ごしてきたクラスの仲間たちと歌に真剣に向き合い、取り組むことができました。当日は素敵なハーモニーを講堂に響かせることができ、クラスの団結力がより強まったことを感じました。

・初めはなかなかスムーズに歌うことができず、悩むことも多かったです。放課後練習を重ね、「ここはどう歌えばいい?」などと皆で話し合ううちに、クラスに一体感が生まれてきました。当日は、皆さんに私たちの歌声と想いを届けることができ、とても嬉しく思いました。舞台の上では、皆で協力して一つのものを創り上げた喜びと達成感を感じながら楽しく歌うことができました。今まで通りではないものの、三年ぶりに開催できたことに感謝したいです。

・アカペラでの発表だったので、一人ひとりの「声」を大切にしながら曲を創り上げていきました。皆で意見を出し合い、協力しながら仕上げていった練習時間では、クラスの一体感の高まりを感じることができました。当日は、クラスが一丸となって講堂に歌声を響かせる、素敵な体験ができて幸せだと感じました。

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