雙葉日記

2021.04.15

み言葉の祭儀

神様に愛された存在として、自己肯定感を高めていきましょう

 14日(水)に、講堂にて、静岡教会の和野信彦神父様をお迎えし、「み言葉の祭儀」が行われました。高3・中二・中一の3学年が講堂に移動し、他学年は教室にてその様子を同時配信で視聴するという形態で実施し、学年全員で祈りを共有しました。

 「み言葉」とは、聖書を通して神様が私たちに語りかけてくださる思いや言葉を表します。私たちは毎年の年度初めに「み言葉の祭儀」にあずかることにより、聖書の朗読と神父様のお話しに静かに耳を傾け、また各学年の共同祈願を通して、それぞれがこの一年どのような目標を持って過ごしていくかについて想いを巡らします。
 今回の聖書朗読では、「テサロニケの信徒への手紙」5章16節の「いつも喜んでいなさい」という部分が取り上げられました。昨今、若者たちの「自己肯定感」が低い、とよく言われています。そのような状況の中、この言葉を一見すると、「いつも喜んで」いるのは無理難題であると考えてしまったり、「~しなさい」という語調に抵抗を感じられたりするかもしれません。しかしこのみ言葉は、決して私たちに何らかの成果を強要するものではなく、「神の子」として、神様に愛された存在として、自己肯定感を持つことを忘れずに生きてほしい、という温かいメッセージであることを、神父様は教えて下さいました。

 祭儀の後の共同祈願では、各学年・生徒会・教員の代表が、神様の愛のもとで自分たちの目標に向かっていけるように、そしてその姿を神様に見守っていただけるように、祈りを捧げました。

 「み言葉の祭儀」の後に、各クラスの評議委員(委員長・副委員長)と、各常任委員会の委員長・副委員長の任命がありました。半年間、それぞれの組織で力を発揮できることを、期待しています。

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