雙葉日記

2018.10.29

高2 研修旅行

多面的な視野を持って充実した研修を行うことができました

15日(月)から19日(金)まで、4泊5日の日程で、高校2年生が研修旅行として広島・山口・長崎を訪れました。今年の研修旅行のスローガンは「DICE(ダイス)View」です。このスローガンには、知識として身につけたもの(正方形)を実際に見聞きすることによって空間的に理解を深めるという意味が込められています。また、ダイス、すなわちサイコロが6つの目を持っているように、以下の6つの点を意識し、多面的な視野を獲得することを目的としました。

1 ひとりで考える・他人の意見ばかりを気にせず、自分で考えた意志を持つ

2 雙葉生としての視点を持つ・キリスト教や信仰精神から歴史を考える

3 みんなの時間を大切に 他の人が感じたことや自分が感じたことを共有し合って、楽しい時間を作り出そう!

4 よく寝る!食べる!体調に気をつける、土地に触れる

5 いつもメリハリを意識して・言葉のまま。切り替えを大切に

6 むかしと今の架け橋に 「昔」と「今」を比較して、双方に思いを馳せる研修旅行にしよう

最終日は一時小雨が降りましたが、4日目までは天候に恵まれ、充実した研修を行うことができました。生徒たちは、スローガンの通り、これまで授業等で勉強してきた知識を研修中の経験を通して自分の中に落とし込むことができたようです。

【生徒の感想】

*広島での講話での、「被爆しなかった人の中でも生きられなかった人がいる」という言葉には、実際に体験した人ならではの重みがあり、心に深くしみこんできました。被爆した方々にスポットを当てがちですが、それと同じくらいつらい思いをした人々がいたということを忘れないようにしたいです。

*戦争、原爆、迫害、殉教、どれも学んできたことで、その悲惨さは十分理解していると私は思っていました。しかし、その理解は所詮歴史学習の一部に過ぎず、他人事と思っていたことに初日から気づかされました。研修を通して当時に思いを馳せ、祈りをささげることで、よりいっそう自らの体験を通したものとして理解を深めることができました。

*長崎で特に印象に残ったものは浦上天主堂だ。レンガ造りの壁面と2本の尖塔が特徴で、中に入ると大きなステンドグラスに差し込む光の中で幻想的な雰囲気にのまれた。長崎の歴史は壮絶なもので、この美しい浦上の教会も激しい迫害に耐え守り続けた信者たちの信仰心の上に築かれている。多くの犠牲のもとに今の長崎での宗教や文化、ひいては日本の宗教や文化が出来上がったと感じることができた。

*研修旅行では、様々な人の生き方を学び、またその人たちが残した遺物に触れることで、自分が将来どのように生きるべきか考えさせられた。ある人は自分の信じる神のために命を落とし、またある人は自分の小さい頃の恐怖の体験を伝えるため年老いた後でも活躍している。人々が命を懸けて受け継いできた思いを私たちも受け止めなければならない。

日程は以下の通りです。

◆1日目◆

(広島)

・広島平和記念公園

・厳島神社

◆2日目◆

(山口)

・萩市内研修 ・津和野市内研修

松下村塾 森鴎外旧居

伊藤博文別邸 西周旧居

市内班別研修 市内班別研修

・秋芳洞・秋吉台見学

◆3日目◆

(長崎)

・黒崎教会

・出津文化村散策

・聖母の騎士修道院

◆4日目◆

(長崎)

・大浦教会 早朝ミサ

・浦上天主堂

・長崎市内班別研修

◆5日目◆

(福岡)

・太宰府天満宮

.

一覧はこちら