雙葉日記

2018.01.11

講堂朝礼

さまざまな知識や経験を自ら活かし、考えることを大切にしていきましょう

10日(水)は冬休み明け最初の登校日で、全校生徒が講堂に集いました。皆で新年の挨拶をした後、理事長先生と校長先生に講話をいただきました。

理事長先生は、天皇陛下のご退位、そして平成30年という区切りから、この平成の時代を振り返られてお話をされました。在校生たちは全員平成10年以降の生まれですが、遡れば平成元年の当初は、携帯電話やインターネットも普及していませんでした。よって平成の大きな変化といえば、「情報網の発達」ということに尽きるでしょう。これに伴い、社会の中で求められる人間像も変化し、かつては「情報や知識を“持っている”こと」であったのが、現在は「情報や知識を“自分で駆使して、課題を解決していく”こと」が求められています。新しい大学入試にもこのような力を問う傾向が強くなりますし、あるいは試験とは違う「答えのない」問題にも自分なりの姿勢を持って対応できるような姿勢を持つようにとのメッセージを下さいました。

校長先生は、「AI(人工知能)は今年の“主役”となり、人々の暮らしの中に融け込み始めていくだろう」という内容の新聞記事についてお話されました。AIは大量の情報をインプットし、それを応用する力を持っています。その力が発揮されることにより、私たちの生活は、今後急速に、大きな変化を遂げていくことでしょう。一方でそこには、私たち「人間」のあり方が問われるという危機もはらんでいます。本来人間は、「考える」ことができるからこその、すぐれた特性を持っています。けれどもAIの進出に伴い、人間は、さまざまな情報や経験に対して「考える」ことや「感情を持つ」ことに対して鈍感になり、それらを放棄してしまう危険さえあります。「興味のないものを即座にシャットアウトせず、変わりゆくこれからの社会の中でどう生きていくかということへの躍動感を大切に」と、校長先生は強調されました。

2月初めの中学合唱コンクールまですでに1ヶ月をきり、この日から中学生は放課後の練習が始まりました。生徒たちにはこれからの練習の中で味わう悩みやそれを乗り越えるための課題、そして目標を達成したときの感動をしっかりと受けとめ、大切にしていってほしいと思います。

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