雙葉日記

2018.03.06

第70回 卒業証書授与式

6年間を過ごした学び舎に別れを告げ、それぞれの道へと赴きました

1日(木)、本校講堂にて「第70回卒業証書授与式」(70回は昭和24年3月の新制第1回からの回数)が挙行され、131名の卒業生に卒業証書が授与されました。この日は明け方に、あいにくの大雨に見舞われましたが、朝を迎える頃には青空が顔を出し、さらに卒業生にとっての最後の教室朝礼の時間には、西の空に二本の美しい虹が架かり、まるで彼女たちの旅立ちを祝福しているかのようでした。

校長先生は式辞の中で、卒業生たちの6年間の歩みについて「中学での錬成会や6年間の春の遠足を通して、自然の中で過ごし、その恵みを味わうという機会が多い学年だった」と述べられ、さらにそのような人工的なものの少ない環境に身を置き、そこに流れる時間の中で、「飾らない自己、他者とのぶつかりあいを通して、一人一人の個を確立していくことができた」と振り返られました。そして「今、世界の趨勢は《排他主義》《実学主義》に流れがちであるが、その中で『人間とはいかなるものか』『自分の存在意義とは何か』を思索し、年を重ねるごとに感じられるであろう本校の校訓の深遠さを思い、豊かな人生を送るように」とのメッセージを下さいました。

また、理事長先生は祝辞の冒頭に、この「平成」の時代の30年間に起こった数々の進歩の中で最もめざましい「情報通信技術」の進化、および理事長先生の専門領域である「ゲノム技術」の革命的な変化について触れられました。ゲノム技術やそれに付随する科学・医療技術は、情報通信技術同様、本来は人々を救うためのものとして研究を重ねられたものである一方、それを使う人々の選択によっては、様々な倫理的問題を孕みもし、危険を伴うものにもなりかねません。このように社会をつかさどるあらゆる仕組みには「諸刃の剣」の性質があり、人間の生活を豊かにすることも滅ぼすこともありますが、これから社会にはばたいていく卒業生たちも、大きな組織や既存の枠組みに囚われず、自分の意志を持ち自分の力で未来を切り開いていってほしいと述べられました。

◆式次第◆

1 開式の辞

2 国歌斉唱

3 校歌合唱

4 卒業証書授与

5 校長式辞

6 理事長祝辞

7 来賓祝辞

8 在校生代表送辞

9 卒業生代表答辞

10 保護者代表謝辞

11 卒業式の歌斉唱

12 アヴェ・マリア合唱

13 閉式の辞

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