雙葉日記

2020.11.19

情報社会を生きる

ネット社会の中で生きるということ

雙葉日記をご覧くださっている皆様、いつもありがとうございます。

本日7時間目の高2のロングホームルームの時間に、以前行った、ネット依存度スクリーニングテストの結果を踏まえた対策講座を講堂で行いました。

青少年ネット教育アカデミーから、講師の先生をお招きしてスマートフォンの使用について、さまざまな事例や実験結果を用いたお話がありました。「ネット依存度スクリーニングテスト」の実施によって、自分たちでは気づけなかったことに気付くことができ、スマホ使用の現状を客観的に捉え、考え直すきっかけを得ることができました。スマートフォンの使用で学習や就職に大きな影響が出ることや、発信する責任についても改めて考えることができ、自己管理力の重要性を意識していく必要を感じました。

生徒の感想

具体的事例として、芸能人カップル来店のツイートからツイートした人物の顔写真、大学、学部など様々な個人情報が瞬く間に拡散し、特定されてしまったという話がとても印象的でした。デジタルタトゥーとして情報が残るだけでなく、損害賠償や就職の際の影響など、ネットの恐ろしさが身に染みました。SNSの発信力を十分に認識した上で適切な使用をしていきたいと思いました。私は普段からあまりスマートフォンは触りませんが、これからもこの状態を継続したいと思っています。また、自己管理能力や時間管理能力を高め、充実した学校生活を目指すとともに、スマホやネットに使われるのではなく、情報収集の有益な手段、他者との円滑な交流手段として上手に活用できるよう、この講話を忘れないようにしたいです。

SNSに対する危機感が高まりました。危険がこんなにもたくさん潜んでいるとは思いませんでした。また、スマホの使用時間が学習に直結する話は怖くなりました。一番驚いたのは、「学習時間30分未満の人でスマホを30分未満使用」の人は、「学習時間2時間でスマホ時間4時間以上の人」よりも成績が良い、という実験結果でした。一番最後のソフトバンクの会長の「時間だけは神が平等に与えたもので、上手に利用した者こそが、本当の成功者なのだ」という言葉が印象に残りました。スマホをやめる勇気を持つことも大切だと思いました。

インターネットは、一度始めるともうずっと使ってしまいます。私は夏休みまでSNSを長時間見る傾向がありましたが、雙葉祭明けにはアカウント削除をして、SNSから離れた生活を最近では送っています。その判断が正しいと思うことができました。ネットを「やめる」のではなく、「優先すべきこと」をやる、という風に過ごし、進路のための活動や資料集め、趣味など、他の事を色々体験できることでより人生が楽しくなると思いました。

自分にとって最も大切なことは、間違いなく勉強であると分かっていたのにも関わらず、「スマホを使って学力を低下させていたのかもしれない自分の過去」があり、これはもう取り戻せないので、これから気を付けてスマホと向き合っていきたいと思いました。また、自分が今何気なく投稿していることが、就活に関わるかもしれないので、軽い気持ちでポンポンと投稿しないようにしたいと思いました。そして、一番に気を付けたいことは、使用時間を2時間以内にすることです。自由に自分が使える時間をインターネットに費やすのではなく、勉強や家族との団欒に使っていこうと思います。一度きりの人生を失敗しないように送りたいです。

私はネット依存度が「中リスク」でした。しかし、結果を見てもあまり何も思わずセーフだというように感じていました。でも、この結果がどれほどよくないものであるか、どんな影響を与えるのかがとてもよく分かりました。たったスマホ一台で複数のことに悪い影響を与えてしまうことに怖さを感じました。また、一つの投稿で多くの情報が漏洩してしまうことや、短時間で個人が特定されてしまうのは危険なことだと思いました。

ネットと上手に付き合うには自己管理能力が大切だということが理解できました。優先すべきものに優先順位をつけていこうと思います。また、可処分時間の使い方を上手にするためのものは、やはり手帳だと思います。自分が実現できそうな予定をバランスよく立てることが効果的だなと思いました。勉強が終わると解放感からスマホを見続けてしまうことがあるので、気を付けていきたいと思います。私はSNSを利用していませんが、SNSのこわさを再確認でき、大学生になっても容易に手を出していいものではないことを感じました。ネットに嵌ると自分を客観視できなくなってしまうことは大きな問題だと思うので、常に客観視し、講演会で聞いた「空気の読める人」になれたらいいなと思います。自分でスマホを手に取る前に、使用時間を決め、自分をコントロールできるよう意識していきたいです。

スマホやSNSとは、この新型コロナウイルスの影響でより距離が近くなったと思うし、効果的に使えば世界を広げることができるツールでもあるから、切っても切り離せないものになりつつある。しかし、もともと自分でも依存しているという心当たりがあったため、今回の講演会でよりスマホ使用について意識するきっかけになった。特に心に残ったのは、時間は有限であるが、皆に平等でもあり、SNSによってだけ、自分を充実させたり他者との繋がりを持つのではなく、私生活を充実させていくこと、私生活を豊にすることで自己管理力が育まれるはずということだった。ツールに翻弄される人生を送って無駄に時間を費やしたくないと心から強く思わされた。受験ゼロ学期を迎えた今、自由時間も増えたが、自分を豊かにするための投資になるよう、SNSを上手に使っていきたい。

(写真1)講演会の様子。一般社団法人青少年ネット教育アカデミー様よりお話を伺った。
(写真2)生徒らがもっとも反応していたスマホと学力の関係。自制しようという意識が強まった。
(写真3)生徒の考察プリント。真剣にメモを取りながら考えたことが綴られている。
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