週末を迎えて
雙葉日記をご覧くださっている皆様、いつもありがとうございます。
昨夜の激しい雨も上がりました。今週一週間、無事に学校生活を送れたことに感謝しながら一日がスタートしました。今朝の朝礼は本当に久しぶりの「聖書朗読の時間」でした。聖書の言葉に静かに耳を傾けます。
カトリック教会ではミサの時、信者の方が丸いウエハースのような「パン」をいただきます。これは「ご聖体」と呼ばれ、キリストの体を表しています。今日の聖書朗読はその「ご聖体」にふれる場面でした。
そのとき、イエスはユダヤ人たちに言われた。「わたしは、天から降ってきたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである」(中略)
「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる」
(ヨハネによる福音6章51節~58節)
私たちの「いのち」、それは神さまから与えられたものであり、神さまに生かされているものです。たとえ神さまの存在を意識していなかったとしても、私たちは日々の生活の中でたくさんの人の「愛」によって生かされています。私たちが与えられたこの「いのち」を無償の愛による賜物として生きていくことができますように。
今週は、クラス全員とともに学ぶことのできる環境への感謝、自分自身を他者のために役立たせることができる喜びを感じながら一週間を過ごしました。各委員会も活動が開始しています。小羊委員会では、火曜日に全校生徒に使わないマスクの寄付を呼びかけていました。三日間で70枚ほどのマスクが集まりました。この寄付に際して手縫いでマスクを作り、寄付した生徒もいました。集まったマスクは本日、静岡県ボランティア協会の方にお渡ししました。今、わたしたちにできること。小さな実行を積み重ねていくことができたらと思っています。
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(写真1)小羊委員が全校に呼びかけ寄付を募りました。集まったマスクを県のボランティア協会の方にお渡ししました。
(写真2)ボランティア協会の方からお礼状をいただきました。小さな実行に心を込めて、なすべきことを誠実に果たしていけたらと思います。
(写真3)今日の聖書朗読で読まれた箇所(ヨハネによる福音6章51節~58節)神さまとのつながりによって、そして人とのつながりによって生かされている「いのち」を感じながら過ごしていきたいと思います。