感謝のうちに生きる
今朝も、ともに祈ることから一日がスタートしました。
祈りの前に、宗教指導課の先生の話に静かに耳を傾けます。
「ここ数日、気温・湿度ともに高い日が続いており、慣れない暑さや湿度、また久しぶりの登校で体調を崩している人もいるようです。マスクを着用し、密接にならないようにしながら一日を過ごすというのも、ストレスになっていると思います。自分の体調を管理しながら、また、お互いに労わりあいながら新しい日常を過ごしていきましょう。では、ともに心を合わせて『朝の祈り』を唱えましょう。」
「朝の祈り」(聖歌集143ページ)
新しい朝を迎えさせて下さった神よ、
きょう一日わたしを照らし、導いてください。
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。
自分のしたいことばかりではなく、
あなたの望まれることを行い、
まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを
見いださせてください。
アーメン。
心をこめて、毎日をていねいに生きていきたいという思いが湧きおこってきます。当たり前のことを心をこめて実行する。当たり前が実は尊いものであったことを感じられる今こそ、祈りの言葉はそのまま自分自身の思いとして出てくるように感じられます。
全校生徒で登校できるようになり、にわかに校舎内が活気づいています。それまで当たり前のように思っていたことの一つひとつがとてもうれしく思えます。
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(写真1)掃除の時間。2階ロッカールーム前にて。脇に設置された机の前で黙々と自習に励む中学生の姿も見える。
(写真2)こちらは図書室。授業の予習、復習に余念がない。立ったまま本を読み耽る生徒もいる。
(写真3)2階学習ホールの様子。この場所、この座席とこだわることで学習のルーティンを確立している生徒も いる。生徒の間では「知る人ぞ知る人気の場所」として 周知されている。
(写真4)8時間目の授業。国公立文系選択生徒の数学。教員のフェイスシールドや生徒のマスク姿に新しい日常を感じさせる。