雙葉日記

2020.06.19

今日は何の日?

愛されることを知り、愛する人になる

雙葉日記をご覧くださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。今日はカトリック教会にとって、とても大切な日となっています。それをご紹介したく思います。

5月の「聖母月」ほどに知られていないかもしれませんが、6月は「聖心(みこころ)の月」とされています。中でも今日は「イエスの聖心の祭日」と定められています。カトリック教会暦ではキリストの誕生から聖霊降臨までを通して神様の救いを示していきますが、最も印象的な場面といえばやはり、十字架での死と復活の場面ではないかと思います。イエス・キリストは限りない愛をもってわたしたちのために自ら十字架に上げられ、その心臓を槍で貫かれました。

「聖心(みこころ)」とはつまり、イエス・キリストの心臓のことです。その心臓には茨(いばら)の冠が絡みつき、剣で貫かれています。さらにそこからは炎が上がっています。茨の冠はイエスを傷つける人々の罪の象徴、炎はイエス様の燃えるような愛の象徴となっています。

母マリアと父ヨセフがエルサレムの神殿に幼子イエスを捧げたとき、この地にいた預言者シメオンから「あなた自身も剣で心を刺し貫かれます」という言葉が発せられました。マリアはこの言葉を神の言葉として受け入れました。イエス・キリストも聖母マリアも尊い「聖心(みこころ)」の持ち主です。

このイエスの聖心の信心は、聖マルガリタ・マリア・アラコックが啓示を受けたことを機に17世紀のフランスで発展していきました。そして、教皇ピオ9世によってイエスのみ心の祭日が、ご聖体の祝日後の金曜日に全世界で祝うことが定められたのです。

本校では、宗教の授業やさまざまな行事の中でイエス・キリストについて学び、イエス・キリストの似姿として成長していくことを目指しています。5月20日に「雙葉専用散策の小径」についてご紹介しましたが、この小径に佇む御像が「聖心のイエス像」なのです。いつもここから生徒たちを見守っていらっしゃいます。在校生はぜひ、お天気の良い日で時間のある時に足を運び、自分自身の目でこの「聖心」を見てほしいと思います。

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