雙葉日記

2021.01.30

いのちの授業

大葉ナナコ氏講演会

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今週の火曜日、中学二年生と三年生を対象に大葉ナナコ氏による「いのちの授業」が行われました。中学一年生から毎年継続してこの授業を受け、生命の本質について考える機会を得ています。

中学二年生では妊娠から出産にいたるまでの話や赤ちゃんが持つ能力、また、世界では3秒に1人の子どもが亡くなっていることや流産の確率など、さまざまな環境や実情を学びました。「中学時代は多感な時期。時には上手くいかないこともあるかもしれない。でも命があることは可能性を持っていること。皆さんには生きるチャンスと、生きるエネルギーがたくさんあります。どうか元気に育っていってください」というメッセージをいただきました。

中学三年生では生命の本質について考えた前年度に続き「性」から繋がる命について学びました。正しい性情報を身に付ける大切さや命の始まりを学ぶ中で自分自身が誕生したことの重みと与えられた命に対する感謝を実感しました。「世界には自分たちと同世代の人が意思とは関係のない結婚をさせられたり、命の危険と隣り合わせで劣悪な環境下で出産している現実がある」知った上で、いま、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけをいただきました。

生徒の感想(抜粋)

最も衝撃を受けたのはアフリカの女性の状況でした。学校に通えること、心の通い合った相手と結婚すること、出産することは当たり前ではないと強く感じると同時に何をしていくことができるか考えていく義務があると思いました。(中三)

3年間にわたり、「命」の誕生に関することを段階的に学ぶことができました。出生後、最も生存率の高い国に生まれている私は世界で起きている現実に対して無知でした。世界では年間で28万人の妊産婦が出産により亡くなってていること。幼い人たちが体力面でも精神面でも虐げられている現実。自分が今、生かされていることに感謝しながら支援や協力をしていきたいです。(中三)

生まれて、そして、生きていかないと味わえない感情。「悲しい、苦しい、嬉しい、楽しい…」これらを味わえる幸せを感じる時間となりました。(中二)

生まれた命がそのまま続くことは絶対的なものではないと痛感した。安全で充実した医療体制や学習環境が整えられた日本で今日まで健康に生きてこられたことは奇跡だと思うし、だからこそ自分の人生を最大限に全うするチャンスがあると思う。濃くて豊かな人生を歩みたい。(中二)

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