高1ロングホームルーム「ようこそ先輩!10年後の未来を描こう」講演会
高校1年生では、昨日のロングホームルームの時間に「ようこそ先輩!10年後の未来を描こう」講演会を開催し、6名の卒業生にお越しいただきました。
現在のお仕事とそこに至る経緯、雙葉生時代に打ち込んだことや大切にしてきてよかったと感じていること、印象に残っている雙葉での思い出など、生き生きと語ってくださいました。
生徒達は、休憩時間や講演会終了後に、6名の方に直接質問したいことを積極的に伺い、和気あいあいとした雰囲気の中で充実した学びのひとときとなりました。
保健師として区役所に籍を置きつつ現在は研究所で研修中のマンダ花江さん。在学中、宗教の授業が心の助けになっていたと雙葉時代を振り返って。「感謝という敬意を忘れずに」という言葉が印象的でした。
左が三好杏佳さん。お茶を活用した事業を展開するスタートアップ企業で活躍中。起業までの経緯を通して「人に会う、経験をする」ことの大切さを。右が内山惠さん。3・11の年に雙葉を卒業。「まち」づくりへの関心から現在は小田急電鉄で駅ビル店舗入れ替え事業に携わる。「面倒だなと思うことは、やっておいてよかったことに繋がります」とのメッセージに生徒が聴き入った。
「挨拶は最大の武器。一番大事といっても過言ではありません」と大口真理さん。現在は調剤薬局にて薬剤師業務に携わる毎日。コミュニケーションの力は日頃から意識してしていかなければ錆びついてしまう。知らない他者の表情を感じとって関わる毎日の中で、雙葉時代の友人がいかに大切な存在だったかを実感しているというお話に、生徒たちは深くうなずいていました。
高校時代に参加した、静岡県立大学主催の「ファーマ・カレッジ」が現在の仕事に繋がっていきました、と兼子沙奈さん。現在は製薬会社で製剤研究に没頭する毎日。趣味のお菓子作りは製剤研究に似ているという話に引き込まれた。「自分で考える、自分で決断する、決めるのは自分」と力強く語って下さいました。
高校時代はサイエンスキャンプに参加し、理系方面に興味の幅を広げていき、現在では小動物臨床獣医として活躍する柴田歩美さん。獣医師の一日についても詳しく教えてくださいました。「〇〇がしたい!という思いが大事です」とエールを送ってくださいました。
雙葉時代の恩師と記念撮影。久しぶりに訪れた母校に皆さん懐かしさを感じながらそれぞれの方の個性溢れる講演をしてくださいました。