雙葉日記

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2020.07.07

七夕に寄せて

知っていることと、本当に分かるということ

 今日は七夕の起源を交えた朝のお話から一日が始まりました。廊下や教室には短冊が飾られ、それぞれの願いを短冊に託していました。(写真1・2・3)

 先日、沖縄のひめゆり平和祈念資料館から生徒のもとに一冊の文集が届きました。『ひめゆり』の第31号というその文集には、来場者が寄せた感想の中から選ばれたものが掲載されています。10,000点を超える感想の中から選ばれた約200点の感想の中に、本校高1の岩崎百香(いわざき・ももか)さんのものが選ばれました。昨年、中三時の沖縄研修旅行で祈念資料館を訪れた際に寄せた折の感想でした。冊子には8歳の子どもから80歳の方まで、それぞれの人から発せられる言葉が連なり、ずしりと重みを感じます。

 「あの時、感じたものがあまりに大きすぎて、大きすぎる思いを消化するためには、あの場で『書く』以外、方法が見つからなかった」と岩崎さん。中学三年生で訪れた沖縄。事前研修の段階ではただ、「沖縄について詳しく知っていく」という感覚に過ぎず、今振り返ると「無知だった」と感じるそうです。実際に沖縄を訪れ祈念資料館のビデオコーナーで当時の映像を見た時、今まで学んだことが「現実に起きたこと」として自分の中にどっと流れ込んできたといいます。展示物で遺品のカバンを見た時、「これは持ち主が生きていたことを証(あか)すものだ」と思ったそうです。亡くなった女子学徒たちが英語教育を受けたい、セーラー服を着たいというささやかな願いを持つ少女たちであったことを知り親近感が湧いたといいます。歴史を近くに感じることができた経験から、新聞記事やニュースに対してもアンテナが高くなってきたように感じているそうです。
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(写真1)教室の後ろ黒板に短冊が飾られている。それぞれの願い事を託して。

(写真2)ぶどうの木に付箋紙の短冊。「あなたたちの願いに向けた努力が実を結びますように」。


(写真3)高3の廊下にはクラスごとに笹が飾られていた。皆の願いよ、届け。

(写真4)今朝の登校風景。雨が降ったり止んだりしていました。


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